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 2010 5月19日〜5月30日  政府口蹄疫対策の迷走

 5月19日

口蹄疫感染確認132から146例目  川南町の農場9件(合計2,771頭)、都農町の農場2件(175頭)、高鍋町の農場2件(合計2,837頭)、新富町の農場2件(合計1,319 頭)

 農水省プレスリリース 宮崎県における口蹄疫の疑い事例の132例目〜146例目について

10キロ圏内を全頭処分に 20キロ圏は早期出荷促進 政府口蹄疫対策本部

2010519日 西日本新聞

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/172770 

20日にもワクチン接種を始める見通し。

ワクチンは感染を完全に防ぐことはできないが、ウイルス放出を抑制する効果がある。ワクチン使用で感染拡大の勢いを止め、埋却用地や獣医師確保のめどが付き次第、殺処分を進める

殺処分の対象は牛約5万頭、豚約15万5千頭の計20万5千頭。牛1頭につき60万円、豚1頭につき3万5千円程度を農家に支給する。費用は2010年度予算の予備費を充てる。経営再開後は別に、支援金を交付する

10―20キロ圏では、出荷基準に満たない家畜の出荷を求め、本来の価格との差額を補てんする。対象は牛約1万6千頭、豚約1万5千頭の計3万1千頭。早期出荷後は新たに牛や子を育てず、家畜数をゼロにして感染を止める緩衝地帯とする。

これまでに殺処分した家畜には同法に基づき評価額の8割が支給されるが、個別の評価額が確定する前に仮払いで対応し、農家の負担軽減を図る。同県が負担する残り2割も、国が特別交付税として全額補てんする。

不足している獣医師を50人、防疫措置に携わる自衛官170人を追加派遣することも決めた。

 

県と県共同募金会が義援金口座開設 

→その後続々と各地で募金口座開設、募金箱設定などが始まる

   やっと報道されるようになったからか?

  

5月20日

口蹄疫感染確認147〜159例目

川南町の農場9件(合計3,331頭)、都農町の農場2件(合計22頭)、高鍋町の農場2件(合計1,639頭)

 農水省プレスリリース 宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の147例目〜159例目について

黒毛和牛の子牛取引が急減、価格もアップ

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100519-OYT1T01332.htm 

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819490E0E2E2E79A8DE0E2E2E7E0E2E3E29EE3E3E2E2E2

口蹄疫で自民が農相追及、全額補償法案も提出へ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100520-OYT1T01024.htm 

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E3E2E59D8DE0E3E2E7E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL

口蹄疫「心からお祝い」民主党石津政雄議員言い間違いに議場騒然

http://www.asahi.com/politics/update/0520/TKY201005200420.html

 

5月21日

岩手県の仔牛、取引価格が1割上昇 口蹄疫の影響も

2010 5210:03 日本経済新聞 電子版

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819490E0E2E2E79A8DE0E2E2E7E0E2E3E29EE3E3E2E2E2 

 

 

「農家ないがしろだ」 ワクチン接種、トップダウンに首長

20100521日 宮崎日日新聞

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=26508&catid=74&blogid=13 

 

 

川南町など2市7町の首町が20日、政府現地対策チームの山田正彦農林水産副大臣と県庁で会談し、地元への説明がないまま示されたワクチン接種と殺処分方針に異を唱えた。一方、山田副大臣は理解を求める姿勢を示しつつも、直後の会見で「地元の同意がなくてもできる」と発言。トップダウンで事態の収拾を急ぐ国の姿勢には批判も出そうだ。

「一方的な決定は国と県、地元の信頼関係を壊す行為。農家の割り切れない思いをないがしろにする対応だ」。山田副大臣との会談後、都農町の河野正和町長は怒りをあらわにした。

ワクチン接種対象地域の中心地である川南町の内野宮正英町長は「地元の同意の取り付け方を具体的に示してほしい」と求める。

 西都市の橋田和実市長は「感染していないのにワクチンを接種して殺処分となると、(これまでの防疫活動などが)何だったのかということになる」と強調した。

21日、農水省が家畜を全頭殺処分される農家への補償案を県側に提示。その後、東国原英夫宮崎県知事は殺処分対象地域の川南町などの10市町長と協議し、接種受け入れの方針を農水省に伝えた。

 

2010.05.21 共同通信 【ローマ共同】 日本政府は、宮崎県内で拡大している口蹄疫封じ込めのため、 国連食糧農業機関(FAO)が派遣を提案した口蹄疫専門家チームの受け入れを断った。 在ローマ日本大使館を通じて 21日までに、 ローマのFAO本部に伝えた。 日本側は「ワクチン使用などの対策を行っている最中で現在は受け入れを考えていない」 とした上で「今後もFAOから適切な助言を得たい」と答えたという。 FAOのファン・ルブロス首席獣医官は、世界の口蹄疫封じ込めの経験と知識を持つFAOが、 助言や勧告のため日本に専門家チームを派遣する用意があるとの提案をしていた。 http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/national/news/20100521p2g00m0dm040000c.html

 

公明幹事長が赤松農水大臣の辞任要求 口蹄疫拡大で 

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200521030.html

 

5月22日

口蹄疫感染確認160〜181例目

 川南町の農場4件(合計1,350頭)、高鍋町の農場3件(合計127頭)、新富町の農場2件(合計191頭)、木城町の 農場1件(884頭)、西都市の農場2件(合計201頭)

  農水省プレスリリース 宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の160例目〜171例目について

 川南町の農場7件(合計1,182頭)、高鍋町の農場2件(合計1,803頭)、木城町の農場1件(合計269頭)

  農水省プレスリリース 宮崎県にお ける口蹄疫の疑い事例の172例目〜181例目について

避難した種牛の1頭、口蹄疫感染…殺処分へ

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100518-296281/news/20100522-OYT1T00088.htm

種牛「忠富士」が感染、残り5頭は経過観察

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100522-OYT1T00422.htm

動物衛生研究所での遺伝子検査で20日と21日の2回、口蹄疫の陽性反応が出た。この1頭(忠富士)については殺処分する。残る5頭については検査結果を見て対応を決める

22日に始まったワクチン接種は、まだ感染が確認されていない農場の約16万5000頭が対象。牛よりも豚の方が体内でウイルスを増殖し、伝染力が強いため、豚への接種を優先させている。殺処分が前提だが、埋却場所が確保されるまで、ワクチンにより感染拡大を防止する目的。ウイルスを拡散させないように、これまで感染した牛や豚の殺処分作業に従事していない県外からの応援組を中心に約30人の獣医師が担当する。県などは「農家の同意を得ながら、3〜4日で終わらせたい」としている。

 

5月23日

口蹄疫感染確認182〜193例目

 川南町の農場8件(合計6,980頭)、児湯郡都農町の農場1件(当該農場242頭)、児湯郡新富町の農場2件(合計339頭)、及び、西都市の農場1件 (165頭)

  農水省プレスリリース 宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の182例目〜193例目について

日向市におけるワクチン接種終了

消毒ポイント追加 

 東臼杵地域:国道10号線沿い、国道327号線沿い、県道東郷西郷線沿い  児湯地域:国道312号線沿い

種雄牛49頭救済認めず 山田副大臣

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?paging=23&id=440

 

 

 

5月24日

口蹄疫感染確認194〜200例目

 川南町の農場3件(合計66頭)、都農町の農場1件(3頭)、新富町の農場2件(合計620頭)、児湯郡高鍋町の県立高鍋農業高校 (334頭)

  農水省プレスリリース 宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の194例目〜200例目について

移動制限解除へ前進 えびので清浄性検査始まる

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?paging=22&id=420

 閉鎖の食肉処理場、特例で再開 - 宮崎

感染のあった農場の近くにあるため閉鎖していた食肉処理場を、” 特 例 ” として再開することを決めました。  感染が発生した農場から10キロから20キロまでの地域にいるおよそ3万頭の牛や豚をすべて肉に加工して出荷してもらい、 家畜がいないようにして感染拡大を防ぐことにしています。感染のあった農場から10キロ以内の地域にあるため閉鎖した都農町にある食肉処理場を特例として再開させる措置をとることになりました。

 

5月25日

口蹄疫感染確認201〜209例目 

 川南町の農場6件(合計251頭)、都農町の農場1件(59頭)、新富町の農場1件(107頭)、木城町の農場1件(2,119頭)

 農水省プレスリリース 宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の201例目〜209例目について

木城町におけるワクチン接種終了

小川勝也首相補佐官、西都市、宮崎市、日向市を視察

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?paging=21&id=400  

 

 

5月26日

口蹄疫感染確認210〜218例目 

 川南町の農場6件(合計1,389頭)、及び、都農町の農場1件(当該農場118頭)、高鍋町の農場2件(合計2,842頭)

  農水省プレスリリース 宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の210例目〜218例目について

 

新富町におけるワクチン接種終了

食肉処理再開見送り ミヤチク都農工場 

農林水産省の要請に基づき、発生農場から半径10〜20キロ圏内の牛の食 肉処理を26日から再開する予定だった 「ミヤチク」都農工場(都農町)は25日、再開を見送る方 針を決めた。 処理の際に発生する牛の内臓や皮など(残渣=ざんさ)の廃棄方法のめどが立たなかっ たため。

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=26784&catid=74&blogid=13 

 

 

5月27日

口蹄疫感染確認219〜221例目 川南町の農場2件(合計36頭)、都農町の農場1件(10頭)

  農水省プレスリリース 宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の219例目〜221例目について

国へ埋却地確保緊急要請を決議全国農委会長大会

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php?paging=19&id=360 

   

 

5月28日

口蹄疫感染確認222〜224例目 川南町の農場2件(合計63頭)、高鍋町の農場1件(2,716頭)

  農水省プレスリリース 宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の222例目〜224例目について   

口蹄疫対策特別措置法案成立

27日衆議院通過した宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫」の被害拡大を防ぐための口蹄疫対策特別措置法が、28日午前に開かれた参院本会議で可決、成立

 蔓延防止のために、県や国が感染していない家畜の殺処分を強制できるとしたほか、被害を受けた農家への全額補償などが柱だ。殺処分した家畜の埋却用地を国 や県が確保することや、発生地域で自動車などを強制的に消毒ができる規定も盛り込まれた

 

赤松農水大臣不信任決議案提出

 

 

家畜改良事業団の49頭の種雄牛のうち1頭感染確認、殺処分決定 

口蹄疫・種牛49頭のうち2頭に症状

 

記者団 「赤松農相、宮崎の種牛からまた二頭口蹄疫がでました!」

赤松 「そう? は は は (満面の笑みで) 知らない」

http://3.tv2ch.net/jlab-tv/s/tv1275037585813.jpg

赤松 「だから早く こ ろ せ って 言ったのに ははははは」 http://jlab-dat.uploda.info/s/26283.jpg

 

5月29日

口蹄疫感染確認225〜223例目

 川南町の農場4件(合計957頭)、都農町の農場1件(34頭)、高鍋町の農場3件(合計5,595頭)

 宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の225例目〜232例目について

−口蹄疫問題を生んだ安易な農産品の輸入を止めることを求める市民大行進−

  主催:口蹄疫から畜産農家を守る会 http://www23.atwiki.jp/kohteieki/pages/22.html

肉牛と豚の生産者団体が宮崎県を非難

 宮崎県で感染が広がる家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)問題で、肉牛と豚の生産者団体が29日、東京都内で記者会見し、県の対応の遅さに抗議するとともに、東国原英夫 ?知事が特例で助命を求めていた種牛49頭とスーパー種牛5頭の速やかな殺処分を求めた。 会見をしたのは全国肉牛事業協同組合(東京都港区)の山氏徹理事長と日本養豚協会 (渋谷区)の志沢勝会長。両氏は、移動制限区域内の牛や豚がワクチン接種後、殺処分されることについて「生産者は全国の仲間を感染から守るため断腸の思いで犠牲になった」と強調。県が発生当初、消毒の徹底など対応を怠ったのが感染拡大の原因と指摘した上で、県が種牛の延命を国に特例で要望したことについて「犠牲を強いられた生産者に対する裏 切り行為だ」と厳しく批判した。【野口由紀】 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100529-00000048-mai-soci

 

国連食糧農業機関(FAO)「種雄牛処分慎重に」

 『種牛の殺処分慎重に』「国連機関の主席獣医官/長期的視野も必要【ジュネーブ=藤田剛】国連食糧農業機関(FAO)の主席獣医官のファン・ルブロス氏は29日までに、日本経済新聞に対し、宮崎県で口蹄疫に感染した可能性のある種牛が全頭殺処分されることに関して『慎重に対応すべきだ』と述べた。

 

 

5月30日

口蹄疫感染確認233〜238例目

  川南町の農場1件(3頭)、都農町の農場2件(合計69頭)、新富町の農場2件(合計388頭)、西都市の農場1件(873頭)

  農水省プレスリリース  宮崎県における 口蹄疫の疑い事例の233例目〜238例目について

 

赤松農水相が宮崎入り 「感染拡大、申し訳ない」しかし、一日1万頭の処理を求める

http://www.asahi.com/national/update/0530/SEB201005300003.html

冒頭、赤松農水相は「残念ながら(感染や感染疑いの家畜の)数そのものは抑え込むことができず、その点は本当に申し訳なく思っている」と謝罪。会談後、赤松農水相は、殺処分を終えていない牛や豚が5万5千頭いるとし、「今日の一番の主眼。やろうと思えば1日1万〜1万2千頭は処理できる。今週中 に終わらせてほしい」と県に急ぐよう求めたことを明らかにした。

 

 

 

 

 

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